☆里山題楽校☆日記帳

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様々な変化

みなさん、こんにちは!
梅の開花の便りも続々と届き、足元には小さな小さな草花も花を咲かせています♪ 春はもうすぐそこですね花

しかし、今日は朝から雨模様。。。春を迎える前の雨ですし、木々は大喜び☆


さて、今日はある生徒のお話し。

昨年の6月、その生徒はフリースクールに通うことに。なかなか学校には行き辛く、パソコンやらゲームやらで夜遅くまで過ごし、朝がなかなか起きられないという状況。集落の方々に出会っても、最初のころは小さな声で「こんにちは。。。」と。集落のTさん曰く「最初は蚊の羽音くらいの声でボソボソ言ってるだけだったなぁ」と。

彼は、一度たりとも登校日に休むことはなく皆勤。いくら眠くても車に乗り、里山題楽校までやってくる。眠い目をこすりながらも自分で持ってきた課題を進め、時には寝落ちをすることも(笑) 睡魔との格闘を制し、再び課題に取り掛かる。昼食後、午後には細かい(本人曰く「チマチマした」)作業も、体力を使う作業も汗をかきながら取り組み、その日の目標まで何とかやり切ろうとする。

当初はすぐに座り込み、距離を置こうとする。秋になり自然と活動的に、そして積極的になっていった。自ら鍬を振り上げしっかり耕す。これは夏前は考えられなかった。加えて、住民の方々などとも話す機会も増えると同時に、彼自身も言っていたが「無意識だったけど、自然に挨拶ができるようになってた」と。当たり前のことだと思っても、意識して取り組むのはなかなか難しい。しかし、日々の当たり前の中で学び染みついていた。

在籍する中学校には、なかなか行けなかった彼が、今では週に1回は里山題楽校へ、週の中でもう1日は短時間であっても在籍中学校に行くという心構えと気持ちを確実に持っている。住民の方々曰く「顔が変わった!明るくなったし表情が豊かになった。挨拶もできるし話も前と比べたら別人のように流暢に話せる!すげぇなぁ~!!」と大喜び^^

本来であれば、今日は彼の登校日。しかし、「図工の時間に出席したい」とのことで別日に振り替えることに。
彼には、取捨選択する力が付いたように感じている。
これからもっとたくさんの体験をし、経験値を上げていってほしいと思う。
様々な変化

そんな彼も4月から3年生となり、進路選択を迫られる年となる。。。
何とか保護者の方のご意向と本人の気持ちが叶うよう、サポートしていきたいと思う。



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